単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

ありふれた日常 #48 / 塔は基本奇数です

▶5時に起き、いつものように苦くて熱い珈琲で目を覚ます。 珈琲を飲みながら、スマホでSpotifyをチェック。 ニール・ヤングのアルバムが大量に投下されていて驚く。 ヤング師匠は、Apple MusicやSpotifyなど音楽配信サービスの音質を気に入っておらず(と言…

ちょっといい映画 #1 / 兄弟愛がテーマの作品3本

▶1本目:『お盆の弟』(2015) お盆の弟 [DVD] 渋川清彦 Amazon www.youtube.com 監督は「キャッチボール屋」の大崎章。 脚本が「百円の恋」(傑作!)の足立紳。 渋川清彦、光石研、河井青菜、渡辺真紀子、田中要次など、出演者全員が芸達者なバイプレイヤー…

ありふれた日常 #47 / 外は寒いので今日は一日おうちで映画を観て過ごそう

▶いつものように早朝5時に起き、熱くて苦い珈琲を飲み、しばらくYouTubeを散策し、「まだまだ外は寒いので、今日は一日おうちで映画を観て過ごそう」と決める。 どうせなら、できるだけ多く観よう。 で、さっそく1本目。 クリスマス映画なので、観る時期を…

読んでから観る! #1 / 『気狂いピエロ』

A : 読む 『気狂いピエロ / ライオネル・ホワイト著』 気狂いピエロ (新潮文庫) 作者:ライオネル・ホワイト 新潮社 Amazon アメリカのミステリー作家ライオネル・オワイト(1905-1985)が、1962年に発表した犯罪小説。 ライオネル・ホワイトは、日本ではほ…

ありふれた日常 #46 / 映画は好きだが映画館は苦手だった

▶5時に目覚める。 寒い…。 外は風が強いらしく、その音でよけい寒く感じる。 寝床から出たくない。 だけど、よく考えたら寝床からどうしても出なければならない理由が、これと言ってあるわけではないので、しばらくはぬくぬくと過ごす。 ぬくぬくとしながら…

ありふれた日常 #45 / あまりおめでたい気分ではない

▶新年である。 が、元日からいろいろ起こり過ぎて、あまりおめでたい気分ではない。 ぜったい、能登に暮らすひとのほとんどが、「今年は良い年でありますように」と神様にお願いしたはずで、にもかかわらず、その結果が今回の地震である。 ミッシェル・ポル…

ありふれた日常 #44 / 不眠症の夜に観る真夏のジャズ(←AIが考えたタイトル)

▶深夜2時頃に目が覚めてしまい、それから眠れなくなってしまう。 寝床のなかで、ぬくぬくと猫のようにまるまりながら、Padで『真夏の夜のジャズ』を観る。 真夏の夜のジャズ 4K修復版 Blu-ray ルイ・アームストロング, セロニアス・モンク, アニタ・オデイ,…

ありふれた日常 #43 / いかにも“昭和”って感じ。

▶午前5時に目覚め、しばらく寝床のなかで映画紹介のYoutube番組をいくつか見る。 なかに黒澤明監督の名作『七人の侍(しちにんのさむらい)』を、ずっと「ななにんのさむらい」と言ってるYoutuberがいて、地味にイラつく。 ▶U-NEXTの配信で、クロード・ガニ…

ありふれた日常 #42 / こういうリズムとテンポは、めっちゃ好み

▶午前7時起床。 久しぶりに常識的な(?)時間に起きた。 いつものように熱くて苦い珈琲を飲みながら、しばらくぼんやり過ごす。 早く起きても、遅く起きても、やることはたいして変わらない。 「しばらくぼんやり過ごす」を短文登録した方が良いかも知れん…

ありふれた日常 #41 / ぼんやりと過ごし日々

▶5時起床。 いつものように熱くて苦い珈琲を飲みながら、しばらくぼんやりと過ごす。 この“しばらく”は、10分くらいのときもあるし、気がつけば1時間ちかく過ぎているときもある。 ぼんやりしているときは、文字通りぼんやりしているだけで、なにも考えてい…

ありふれた日常 #40 / しょぼくれジジイのモーニングルーティーン

▶午前5時起床。 “起床”と言っても、床から起き上がるわけではなく、しばらくは蒲団の中でぼんやり過ごす。 そのまま眠りが戻ることを期待して目を閉じてみたりするのだが、まあ睡魔が戻ってくれることはなく、やれやれと諦め気分で起き出すことになる。 で…

ありふれた日常 #39 / 肌寒くて目が覚める

▶早朝4時過ぎ、少し肌寒くて目が覚める。 やはりお彼岸を過ぎると急に秋めいてくるな。 ▶いちど目覚めたらなかなか眠れないので、起きて映画を1本観る。 川島雄三監督の『幕末太陽傳』(1957)。 幕末太陽傳 デジタル修復版 フランキー堺 Amazon www.youtu…

ありふれた日常 #38 / 懐かしい場所に戻ったような感覚…

▶5時起床。 目が覚めて、しばらく自分がどこにいるのか判らなくなる。 ほんの数秒のことだが。 不思議なことに、怖さなどは感じず、その数秒の間どこか懐かしい場所にいるような感覚に包まれていた。 はるかむかしに居た場所に戻ったような懐かしさ…。 これ…

ありふれた日常 #37 / 聴いていると“こころが洗われる”。

▶妻、手術も無事終わり、本日退院。 1週間ぶりに、ありふれた日常が戻って来る。 …とは言っても、病み上がりの妻にいろいろやってもらうわけにもいかず、しばらくはわたしが買い物やら料理やらをやらなければならない。 まっ、健やかなるときも病めるときも…

ありふれた日常 #36 / なぜヒロインがドリス・デイなんだろう?

▶5時に起き、寝床のなかでだらだらとスマホでYouTubeの動画を観る。 ほとんどがつまらないのだが、たまに「おっ!」って動画に出会う。 たとえばコレ。 www.youtube.com 「用心棒」のこのシーンは何回か観ているのだが、この動画の解説を見るまで逆手抜きと…

ありふれた日常 #35 / ラストまで一気読み

▶アンディ・ウィアーの新作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読む。 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon 昨夜、寝る前に何気なく読…

ありふれた日常 #34 / 今年のベストアルバムは、もうこれで良いのだ

▶午前4時起床。 “起床”と言うか、午前3時頃に目覚めてしまって、その後寝床でグズグズ過ごし、結局しかたなく起き出したかんじ(いつものことだが)。 苦い珈琲を飲みながら、(ぼんやりとした頭のまま)ヒッチコックの『裏窓』を観る。 裏窓 (字幕版) ジ…

ありふれた日常 #33 / 年を取ると、すぐに感傷的になっていかんな

▶午前5時、新聞配達のバイクの音で目が覚める。 若いとき(20歳前後)に新聞配達のバイトをしたことがある。 その頃、柳町光男監督の『19歳の地図』と言う映画が公開された。 中上健次の短編小説が原作の作品だが、主人公が新聞配達をしながら予備校に通う…

ありふれた日常 #32 / かっぱ橋でお買い物

▶午前中にバスに乗り、浅草へ。 妻が鉄のフライパンが欲しいと言うので、かっぱ橋道具街へ出かけたのだ。 いろいろ見て回って、けっきょく「釜浅商店」で山田製作所製の中華鍋(大きさ26cm、厚さ1.2mm)を買う。 おなじく山田製作所のフライパンと迷ったのだ…

ありふれた日常 #31 / いやあ、凄い映画だったな

▶5時過ぎに起きて、いつものように苦くて熱い珈琲を飲む。 酒も煙草も嗜まないわたしにとって、珈琲は唯一の悪癖かも知れない。 “悪癖”ってほどは悪ではないが。 珈琲をふぅふぅ飲みながら、伊藤弘了著『仕事と人生に効く教養としての映画』を読む。 仕事と…

ありふれた日常 #30 / 観ていて幸せな気分になる

▶午後10時に床についたのだが、なかなか寝付くことができず、寝床のなかで4時間ほど悶々とぐずりたおして(赤ちゃん?)、けっきょく午前2時過ぎに眠ることを諦める。 起きても、頭はボーッとしているので、そういうときはボーッとすることしかできず、た…

ありふれた日常 #29 / もうすぐディスクの時代は終わりなのかな…?

▶午前5時起床。 すっかり朝が明るくなった。 目覚めた時にカーテンに陽が差していると、「ん?昼まで寝てしまったのか?」と、少し脳がバグってしまう。 今朝は、カラスがうるさい。 うちのベランダの手すりにも1羽とまってカーっと鳴いている。 誰か死ぬ…

ソフト化、あるいは配信して欲しい映画 #1『グレイフォックス』と『グレアム・ヤング毒殺日記』

▶すごく良い作品なのに、いまだにDVDやBlu-Rayになっておらず、配信もされてない作品を紹介する。 ぜひソフト化あるいは配信を、強く強く希望するのだ! ▶『グレイフォックス』(The Gray Fox) 1982年制作のカナダ映画。 監督は、フィリップ・ボーソス。 主演…

ありふれた日常 #28 / わたしは、もう少し濃くて苦い味が好きだ

▶5時過ぎにノソノソと起き出し、苦くて熱い珈琲を飲む。 珈琲は濃くて苦めなのが好き。 ちかごろ流行のスペシャリティってやつは、酸っぱいのが多くて苦手。 わたしは酒も煙草もやらないのだが、珈琲だけは手放せない。 机の上には、デミタスカップに入った…

ありふれた日常 #27 / ステージは「I-A-1期」

▶午前4時に目覚めて、まずは熱くて苦い珈琲を1杯。 珈琲を1杯飲んだら、谷へと下るのだ(by Bob Dylan)。 すでに谷底にいる気分のわたしはどうすれば…? と言うわけで、何も考えなくても良さそうな映画を1本。 Netflixオリジナルの『キル・ボクスン』を…

ありふれた日常 #26 / エゴン・シーレ展を見に行く

▶午前5時起床。 いつものように珈琲を飲みながら、しばらくぼんやりと過ごす。 このぼんやりと過ごす時間を、ときどき「もったいないな」と思ったりもするが、じゃあ、ぼんやりしないで何をするのかと言えば、けっきょく何もしないので、べつにもったいなく…

ありふれた日常 #25 / そろそろ生活に支障をきたす頃だ

▶午前3時起床。 昨夜は0時過ぎに寝たのだが、ほとんど眠れず、しかたなく3時に起き出したので、こういうのは“起床”とは言うまい。 苦い珈琲を飲みながら、しばしぼんやりと我が来しかた行く末を思う。 とは言っても行く末はたいして残ってないので、主に…

ありふれた日常 #24 / 『第七天国』は良い!

▶午前4時に目覚める。 ここ何日か暖かい朝が続いていて、起きるのが楽だ。 珈琲を飲みながら、スマホでブログをいくつか読む。 日記系が好きなのだが、毎日書いてアップしてるひとがけっこういる。 映画系のひとも、みんなコンスタントにアップしてるし。 …

ありふれた日常 #23 / なにか深い教訓があるような気がする…

▶午前5時頃、目覚める。 うつらうつらしながらの、起床5時である。 不眠症にも、すっかり慣れた。 昼寝するし、大丈夫だ。 スマホでニュースをチェック。 トルコの大地震。 怖い。 阪神淡路大震災のとき、伊丹市に住んでいた従兄弟は、あの揺れの直後にと…

ありふれた日常 #22 / 今朝は珈琲がことさら苦いのである

▶午前4時過ぎに目覚め、寝床のなかでスマホを見る。 ニュースでLINEブログのサービス終了を知る。 LINEがブログ・サービスをやっていたなんて知らなかったが、これがSNSの宿命だろうか? どんなサービスだろうと、それが私企業のサービスである限り永遠では…