単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

読書日記

ありふれた日常 #48 / 塔は基本奇数です

▶5時に起き、いつものように苦くて熱い珈琲で目を覚ます。 珈琲を飲みながら、スマホでSpotifyをチェック。 ニール・ヤングのアルバムが大量に投下されていて驚く。 ヤング師匠は、Apple MusicやSpotifyなど音楽配信サービスの音質を気に入っておらず(と言…

ありふれた日常 #38 / 懐かしい場所に戻ったような感覚…

▶5時起床。 目が覚めて、しばらく自分がどこにいるのか判らなくなる。 ほんの数秒のことだが。 不思議なことに、怖さなどは感じず、その数秒の間どこか懐かしい場所にいるような感覚に包まれていた。 はるかむかしに居た場所に戻ったような懐かしさ…。 これ…

ありふれた日常 #36 / なぜヒロインがドリス・デイなんだろう?

▶5時に起き、寝床のなかでだらだらとスマホでYouTubeの動画を観る。 ほとんどがつまらないのだが、たまに「おっ!」って動画に出会う。 たとえばコレ。 www.youtube.com 「用心棒」のこのシーンは何回か観ているのだが、この動画の解説を見るまで逆手抜きと…

ありふれた日常 #29 / もうすぐディスクの時代は終わりなのかな…?

▶午前5時起床。 すっかり朝が明るくなった。 目覚めた時にカーテンに陽が差していると、「ん?昼まで寝てしまったのか?」と、少し脳がバグってしまう。 今朝は、カラスがうるさい。 うちのベランダの手すりにも1羽とまってカーっと鳴いている。 誰か死ぬ…

ありふれた日常 #28 / わたしは、もう少し濃くて苦い味が好きだ

▶5時過ぎにノソノソと起き出し、苦くて熱い珈琲を飲む。 珈琲は濃くて苦めなのが好き。 ちかごろ流行のスペシャリティってやつは、酸っぱいのが多くて苦手。 わたしは酒も煙草もやらないのだが、珈琲だけは手放せない。 机の上には、デミタスカップに入った…

ありふれた日常 #10 / けっきょく外差しで決まるのね

▶5時に起き、熱い珈琲を飲みながら『カラマーゾフの兄弟1』を10頁読む。 あと100頁ほどで1巻目が終わりそうなのだが、まだ物語がまったく動いていないことに驚く。 巨大な客船が、ゆっくりと港を出て行く感じ。 なんだろう、この威風堂々感。 ▶軽い映画が…

ありふれた日常 #9 / わたしは、いろんなことをすぐに忘れる

▶5時に起き、いつものように珈琲を飲みながら、小一時間ぼんやりと過ごす(モーニング・ルーティーンってやつ?)。 さいきん、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を毎日少しずつ読んでいる。 カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) 作者:ドス…

ありふれた日常 #6 / いろいろと思い出せない…

▶4時起床。 よく眠れなかったなぁ…。 年を取ると、こういう日が多くなる。 ぼんやりと珈琲。 YouTubeで古いサイレント映画をいくつか観る。 www.youtube.com 『ラウンドヘイの庭の場面』(1888) 映画史的にはかなり有名かつ重要なフィルム。 長さはわずか2.1…

ありふれた日常 #3 / ため息が出るほど面白い

▶朝5時過ぎ、雨の音で目が覚める。 また台風来てる。 少し激しめの雨音を聞きながら、コンビニの不味いアンパン(5個で1パックの小さいやつ)を1個かじりながら、苦くて美味しい珈琲を飲む。 雨なので散歩には出ない。 と言うか、もともと出不精のインド…

『アジョシ』を観る。そして少しずつ読む本。

▶『アジョシ』を観る。 2010年制作の韓国映画。 アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray] ウォンビン Amazon www.youtube.com 主演のウォンビンがひたすらかっこ良い! 犯罪組織に拉致された少女を救い出すために、アジョシ(おじさん)ウォンビ…

『狂った一頁』を観る。そして、アマプラ凄いの巻。

▶ Amazon Primeで『狂った一頁』を観る。 1926年制作の日本映画。 衣笠貞之助監督のサイレント作品。 狂つた一頁 井上正夫 Amazon 日本で最初のアバンギャルド映画として、日本映画史の最初の方にかならず名前が出てくる作品である。 舞台は、とある精神病院…

岡本喜八がマイブームなのであるよ。そしてブックオフで2冊。

▶『侍』を観る。 1965年制作の岡本喜八監督作品。 侍 [DVD] 三船敏郎 Amazon 先日観た同監督の『斬る』とは違って、こちらは重厚な時代劇。 主演は三船敏郎。 そのほかに、小林桂樹、伊藤雄之助、松本幸四郎、新珠美千代、東野栄治郎、志村喬など、脇役が豪…

『AWAKE』(2019)を観る

▶『AWAKE』を観る。 2019年制作の日本映画。 AWAKE [Blu-ray] 発売日: 2021/03/24 メディア: Blu-ray AI将棋とプロ棋士の闘いを描いた作品。 ざっくりすぎる説明だけど。 いやあ、面白かった! 主人公の英一(吉沢亮)は現在大学生、AI研究部みたいなとこ…

『帰れない二人』(2018)を観る

▶『帰れない二人』を観る。 2018年制作の中国映画。 帰れない二人 [DVD] 発売日: 2020/05/29 メディア: DVD ジャン・ジャクー監督の最新作。 主演は中国の吉行和子(顔が似てると思うのだが)チャオ・タオ。 2000年から2017年までの中国を舞台に語られる愛の…

“燃え殻”の『すべて忘れてしまうから』を読む。

▶“燃え殻”の『すべて忘れてしまうから』を読む。 すべて忘れてしまうから 作者:燃え殻 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 “燃え殻”は、もちろんペンネーム。 ポジティブではなく、かと言って極端にネガティブでもないエッセイが50編。 1編が3頁。 各…

『セントルイス銀行強盗』(1959)を観る

▶『セントルイス銀行強盗』を観る。 1959年制作のアメリカ映画。 セントルイス銀行強盗(字幕版) 発売日: 2021/03/08 メディア: Prime Video いくら日本未公開だからって、邦題もっと頑張れよと思ったけど、原題もそんな感じだった “笑”(The Great St. Lou…

「アルプススタンドのはしの方」(2020)を観る。

▶『アルプススタンドのはしの方』を観る。 2020年制作の日本映画。 アルプススタンドのはしの方 発売日: 2020/12/23 メディア: Prime Video すごく良い! もともとは高校演劇の作品。 挫折した演劇部員の安田あすは、田宮ひかる、野球部をやめてしまった藤野…

「太陽系最後の日」と「最後の追跡」とチック・コリア

▶休日。 にもかかわらず5時起床。 早く起きても、これと言ってやることはなし。 チック・コリアの「Children's Songs」を聴きながら、珈琲を飲む。 Children's Songs: Touchstones Series (Dig) アーティスト:Corea, Chick 発売日: 2008/09/30 メディア: CD…

どうかしている(笑)

▶休日なのに、5時起床。 いつものように、かならず朝は来るな(笑)。 珈琲を飲みながら、Steve Forbert の「Early Morning Rain」を聴く。 Early Morning Rain -Digi- アーティスト:Forbert, Steve 発売日: 2020/05/01 メディア: CD 去年出た新作。 Gratef…

ぼんやりと映画、そしてツェツェバエ…

▶休日なのに、5時起床。 入眠まで時間がかかり、そして眠りが浅い。 起きて、ぼんやりと映画。 ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ Film Telecine Version [DVD] 発売日: 2012/11/30 メディア: DVD キューバの忘れられた老音楽家たちの人生と、その奇跡の復活を…

選択をまちがえた

▶通勤電車の中で、Andy Stott の「Too Many Voices」を聴く。 Too Many Voices アーティスト:Andy Stott 発売日: 2016/04/22 メディア: CD 選択をまちがえた。 すげー眠くなるやつ(笑)。 これから仕事ってときに聴く音楽ではない。 ミュージックビデオは、…

たいした痛手ではない

▶土曜日だが、出勤。 Justin Townes Earle の「Harlem River Blues」を聴きながら。 Harlem River Blues アーティスト:Earle, Justin Townes 発売日: 2010/09/14 メディア: CD 父親の Steve Earle より繊細な感じして好きだったんだけど、今年ドラッグの過剰…

気がつけば、ぼんやりしている…

▶“気がつけば本を読んでいる”と言うのが、私のブログのタイトルだが、さいきんは、“気がつけばぼんやりしている”ことが多い。 ブログのタイトルを変えないとだめかな? 10年間飼っていたウサギが亡くなる前、よく虚空の一点を見つめてぼんやりしていたのを思…

“怪奇小説”の名に恥じない怖さの短編

▶小川洋子の『匂いの収集』を読む。 平成怪奇小説傑作集2 (創元推理文庫) 発売日: 2019/09/28 メディア: 文庫 好アンソロジー『平成怪奇小説傑作集2』の冒頭に収録されている。 この著者の長編は、『猫を抱いて象と泳ぐ』(傑作!)や『ミーナの行進』など…

ヘミングウェイのキャンプ小説

▶ヘミングウェイの『二つの心臓の大きな川』を読む。 われらの時代・男だけの世界: ヘミングウェイ全短編 (新潮文庫) 作者:アーネスト ヘミングウェイ 発売日: 1995/10/01 メディア: 文庫 ヘミングウェイの第1短編集『われらの時代』の最後に置かれている作…

久しぶりにブログを書いてみる

▶約半年ぶりにブログを書いてみようと思って、PCの前に座ったのだが、これと言って書くことがない(笑)。 ▶今日は、仕事始め。年末年始の休みが8日もあったので、体が仕事についていけない。一日中ぼんやりしていた。 ▶先日読んだ本。 特別料理 (ハヤカ…

なぜ、みんなぼんやり生きないのだろう…。

4時半に起き、いつものように、ぼんやりと時間をやり過ごす。 ぼんやりしている暇があったら本でも開けばよさそうなもんだが、それだと「ぼんやり」していることにならないからな。 ん? なんかおかしなことを言ってるかな? ★★★ 電車の中で、Mari Jürjens…

ずっとぼんやりしていたいのだが……

朝4時頃に起きて、しばらくぼんやりする。 できれば、ずっとぼんやりしていたいのだが、そうもいかない。 ちっ。 電車の中で、Lilac Time の1stを聴く。 Lilac Time アーティスト: Lilac Time 出版社/メーカー: Universal UK 発売日: 2006/05/30 メディア:…

ずいぶんなジジイ感。

久しぶりの出勤。 歩くときも、腰をかばって前かがみである。 客観的に見ても、主観的にも、ずいぶんなジジイ感。 電車のなかで、Beatles。 『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』 SGT.PEPPER'S LONELY HE アーティスト: BEATLES 出版社/メーカー: EMI …

ようするに地味なのだ

10連休が終わり、出勤電車のなかで、レッド・ツェッペリンの『IV』。 久しぶりの仕事なので、ガツンとしたものを聴こうと思って。 Led Zeppelin IV [DELUXE EDITION REMASTERED VINYL 2LP] [12 inch Analog] アーティスト: Led Zeppelin 出版社/メーカー: At…