単純な生活 / 気がつけば本を読んでいる

読書日記、ときどきブックガイド、的な。

油断できない短編集

 

 朝、目覚めたら腰が固まっていた。

 まいったな。

 痛くて身動きがとれない。なんとか正座の状態にまでもっていき、しばらくじっと耐え、ゆっくりと立ち上がり、トイレへ。洗顔。腰を曲げると痛いのでまともに顔が洗えない。

 シップを貼って、ロキソニンを飲む。動いているうちに少し楽になるが、今日は何もできないな(まっ、これと言ってやることもないのだが)。

 

 朝食は、寝床で。妻の作った玄米おにぎり(具は大葉みそ)とリンゴ。寝床で食事したのって何年ぶりだろう。

 

 

 阿久津隆の『読書の日記』を読み始める。

読書の日記

読書の日記

 

 四六判よりひと回り小さい本なのだが、1100頁もあって、すごく分厚く重い。図書館で10人待って借りたのだが、誰も読んだことがないのではないかと思うくらい本がキレイで驚く。みんな、本の厚さにびびって読まなかったのか?

 著者は、東京の初台でカフェをやってる人。仕事の合間にひたすら本を読んでいる。野球が好きで、野球の話しもいろいろ書いているのだが、私は野球にはまったく興味がないので、そこは飛ばして読む。

 

 今日は、京都競馬場で「エリザベス女王杯」がおこなわれる日なのだが、腰痛で満足に予想ができていない。満足に予想できたとしてもなかなか当たらないのに、満足に予想できてないとなると完全に当たらないじゃないか。しかし馬券は買わなければならないのだ(なぜ? と言う問いは、私の魂の深い部分に触れそうで怖いので考えない)。

 東スポの馬柱をぼんやりと眺めて、ほとんど勘で、◎モズカッチャン 〇ノームコア ▲アドマイヤリードの馬連3点買いでいくことにする。こんなテキトーな買い方で当たるわけはないのだが、競馬は参加することに意義があるので、これで良いのだ。

 で、やっぱりな? って感じではずれる。くそっ。

 2着の岩田のクロコスミアは一瞬頭をよぎったのだが、よぎっただけで捕まえてはいないので、よぎったことには何の意味もない。くそっ。

 1着のモレイラのリスグラシューは、最初から買う気がなかったので当たらなくてもしかたない。でも、なぜ買う気がなかったのか…? 思い返しても今となってはよくわからないのだった。くそっ。

 モレイラが来てから日本の競馬は少しつまらなくなった気がする。モレイラは、オドノヒューぐらいの頑張りでちょうど良いのではないか。

 

 『読書の日記』100頁まで。

 やはり小説以外の本は少し苦手である。読んでいるうちに、「こんな本読んで何になるんだよ」と言う、虚無感と言うと大げさだが、疲れのようなものがスーッと心に忍び込んで来て、じっさい疲れてしまう。で、読み終わることなくその本を忘れてしまうことも多い。小説では、そういうことはないのだが、これは昔からそうなので、さいきんでは虚無感に似たものが入って来る前に本を閉じて少し時間を置くことにしている。まあ、そこまでして読む必要があるかどうかと言うと疑問だが、そんなことを考えると、そもそも本を読む必要などあるのか、という深い問題に触れそうなので、これも考えないことにする。

 

 柏葉幸子の短編集『ブレーメンバス』を手に取る。

ブレーメンバス 柏葉幸子短編集

ブレーメンバス 柏葉幸子短編集

 

 面白くて、ぐいぐい読み進む。作品のほとんどが読後こころが温かくなるようなものばかりなのだが、たまに「ピグマリオン」のようなとびきりのホラーが混じっているので油断ができない。

 100頁まで。

 

 椅子に座って読書をしてたら腰から太ももにかけて痺れるようになってきたので、今日は早めに寝ることする。

 明日は、少しは良くなってますように。日頃の行いが良くないので、おそらく願いは却下されると思うが、いちおう願っておく。