単純な生活 / 気がつけば本を読んでいる

読書日記、ときどきブックガイド、的な。

よし、復活だ(たぶん)

 

 よし、復活だ(たぶん)。

 珈琲を淹れて、Spotifyジョニ・ミッチェルなんて聴きながらネットをカチャカチャ徘徊して、ごみ出しのついでにポストを覗くと、国民健康保険の督促状が届けられていた。急激にテンションが下がる。

 なぜ彼らは、わたしのことを静かに見守っていてくれないのかな?

 

 御茶ノ水レンタルCDショップ「ジャニス」閉店の記事を熟読。

 そう言えば、少し前に閉店セールの案内ハガキがきてたな(人混み苦手なので行かないけど)。

 珍しいCDがたくさんあって、御茶ノ水に行ったときには、かならず足を運んだ。初めて行ったとき、キャプテン・ビーフハートのCDがほぼ全部揃っているので驚いた記憶がある。しかも棚のポップに「ジャニスでは大人気!」とあって笑った。ビーフハートが大人気のレンタル店って…。

 イギリスのアシッド・フォークや、わたしの好きなアメリカーナも充実していた。いかんせん(しかたないけど)レンタル料がいささか高くて、ばんばん借りまくるってわけにはいかなかった。

 さいきんは、音楽を聴くスタイルをCDから配信に変えたので、すっかりご無沙汰になっていた。わたしのようなジジイでさえ配信に変えるのだから、CDを売ったり貸したりするっていう業態じたいが着実に消滅に向かっているのだろう。時代は変わる。

 

 

  軽く食事をして(全粒粉のパンでチーズトースト)、昼前に妻とふたりで外へ。歩いて15分くらいのマクドナルドへ向かう。幸いにも良い席がとれて(このマックの周辺には大学とか高校がかたまっているので、いつもはかなり混んでいる)、珈琲1杯で2時間ほど読書。¥100で2時間いられるなんて、マクドナルドは貧乏人の強い味方である。

 

 道の途中の本屋をのぞくと、ショーウィンドウにボジティブシンキング系の本がずらりと並んでいた。「簡単に幸せになれる50の方法」とか「未来志向があなたを変える」とか、「ダメな昨日にさようなら」とか、とか、とか。

 街やネットに氾濫している(ようにわたしには思える)、こういうボジティブな(あるいはポジティブを装った)言説は、軽くわたしを苛立たせ、かつ強く疲弊させる。

 ポジティブって、そんなに必要か?

 

 ずっと『読書の日記 / 阿久津隆』を読んでいる。なにしろ1000頁もあるので、なかなか先に進まない。まだ半分くらいだ。

 読みながら、この人は遊びで読書はできない人なんだろうなあ、と思った。なんか常に必死な感じがする。読んでいるときはもちろん、読む本を選ぶときとかも真剣である。これにしよっかな~、などと、軽く本を選んだりはしていない。読書に対してつねに真剣で誠実なのだ。わたしとは大違い。

 

 『レゾリューションの対決 / ロバート・B・パーカー』を読み始める。

レゾリューションの対決 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
 

  前作『アパルーサの決闘』の続編。凄腕ガンマンのヴァージル・コールとエヴェレット・ヒッチのコンビが活躍する西部劇である。

 『アパルーサの決闘』はエド・ハリス主演&監督で映画化もされている。

アパルーサの決闘 特別版 [DVD]

アパルーサの決闘 特別版 [DVD]

 

  先日観てみたのだが、原作にほぼ忠実で、なかなか面白かった。わたしの好きなジェレミー・アイアンズが敵役で、これも良かった。ただ、もんだいがひとつあって、本を読むときに、主人公のヴァージル・コールがどうしてもエド・ハリスに変換されてしまうのである。他の顔や声が思い浮かばない。まあ、エド・ハリスはかっこいいから良いのだけど、見事に禿げてるんだよねえ。たとえ禿げていても、わたしと違ってエド・ハリスはかっこいいわけだけど。