単純な生活 / 気がつけば本を読んでいる

読書日記、ときどきブックガイド、的な。

曇天。やる気が出ない。

 

 曇天。

 やる気が出ない。「やる気が出ないときは、無理にやる気を出さない方が良い」と言うのが、わたしが人生で学んだ数少ない教訓のひとつである(あと「最終レースに持ち金ぜんぶ賭けるんじゃないよ、バカ!」ってのもある)。

 なので、珈琲を飲みながらぼんやりと過ごす。BGMはGreatful Dead。

  ジェリー・ガルシアのへろへろしたヴォーカルが心にするすると入ってくる。

 

 ぼんやりしながらも、本を読み、『読書の日記 / 阿久津隆』を読み終わる。さすがに1000頁超の日記はしんどいな。本の嗜好がまったく違うし(わたしは、ロラン・バルトとかケルアックとかは手に取らない、これまでもこれからも)。面白かったけど。

 

 

 『レゾリューションの対決』の続きを読む。

 主人公のヴァージル・コールより、相棒のエヴェレット・ヒッチのほうがかっこいいな。私立探偵スペンサー・シリーズで、主役のスペンサーより友人(そして時に相棒)のホークのほうが断然かっこいいのと似ている。

「ああいうトラブルを起こすやつはたいてい怯えている。ウィックマンも怯えていた」

「面白いわね。あんたたちの言う通りなら、怯えてるかどうかは、トラブルを起こすかどうかでわかる。もしトラブルを起こしたら、その本人は怯えてるってわかるわけね」

「ある程度、正しいな」ヴァージルが言った。「自分に何ができるかわかってる。それをするのが嫌じゃないとわかってるし、誰かに何かを証明する必要はない。これが冷静ってことだ」  『レゾリューションの対決』~p.125

 

 

 『ガルヴェイアスの犬 / ジョゼ・ルイス・ペイショット』を読み始める。

ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス)

ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス)

 

  まだ50頁読んだだけだが、いい感じ。かなり好みだ。

 

 寝る頃になって、やっとやる気が出て来た。わたしの“やる気”は、もう少しやる気を出すべきだろう、と思った。