単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

45年前のセンスとは思えないほどクール

▶5時起床。

いかん、やる気が起きんぞ。

ん?

なんか、いつもやる気満々な感じみたいだが、そんなことはないので。

平常運転ってことだな。

 

 

▶やる気がないまま出勤。

電車の中では、Mathews' Southern Comfort の「Later That Same Year」を聴く。

 

LATER THAT SAME YEAR + EXTRA TRACKS

LATER THAT SAME YEAR + EXTRA TRACKS

 

 

イギリスのフォーク・ロック・バンド Fairport Convention を抜けたあとにイアン・マシューが作ったバンド。

デビュー・シングルの「ウッドストック」がチャートで1位を獲得。

1971年のこと。

半世紀も前か…。

遠い目になるわ…。

 

良い曲だ(作ったのはジョニ・ミッチェル)。

 


Matthews Southern Comfort - Woodstock (1970)

 

ウッドストック」という曲は、1969年に開催された伝説の野外ロックフェス「ウッドストック・ロックフェスティヴァル」を讃美した歌。

We are stardust

We are golden

And we've got to get ourselves

Back to the garden

というリフレインが心に残る。

 


Woodstock - Matthews' Southern Comfort

 

この歌で讃えられたラヴ&ピースは、しかし、ローリング・ストーンズ(オルタモントの悲劇)とチャールズ・マンソンシャロン・テート事件)によって、あっけなく、ぶち壊しにされるわけだけど。

諸行無常…。

 

ちなみにイアン・マシューさんは、いまも元気だ。

 


Matthews Southern Comfort - Road to Ronderlin

 

 

▶今日見つけた動画…

サディスティック・ミカ・バンドがイギリスのTV番組に出た時のライブ。

とにかく凄い。

メンバーの演奏技術がハンパない。

これほどのバンドを、いまの日本でさがすのは、ちょっと無理だろうね。

アメリカじゃなく、イギリスを目指したってのも、なかなか。

45年前のセンスとは思えないほどクール。

 


Sadistic Mika Band in UK TV show “Old gley whistle test “1975 サディスティック ミカ バンド

 

やはり高橋幸宏のドラムが良いわ~。

すげータイト。

そしてミカさん、透け透けですやん。

 

 

午後のロードショー(セルフ)は、「ストリー・オブ・マイ・ライフ」。

 

 

グレタ・ガーウィグ監督の新作。

オルコットの若草物語の何度目かの映画化。

とうぜん、現代的に、かなり大胆に脚色している。

 

予告編。

 


『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』6月12日(金)全国順次ロードショー

 


豪華キャストが語る舞台裏『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』6月12日(金)全国順次ロードショー 本年度アカデミー賞 受賞<衣装デザイン>6部門ノミネート

 

ウィノナ・ライダーが主演(ジョー役)した「若草物語」も良かったが(ウィノナ・ライダーアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた)、こちらの方が上かな。

四姉妹それぞれのキャラが立っていて、見ごたえがある。

ラストのアクロバティックな着地も素晴らしい。

 

 

▶映画を観たあと、ぐたっと寝てしまう。

起きたら夕食の時間である。

かんぜんに暇なジジイ状態じゃないか。

これじゃいかん!
と思うのだが、どういかんのかは、さっぱりわからず。

おそらく明日も、“いかん!”まま日が暮れるんだろうなぁ…。

などと思いつつ、熱いほうじ茶をすする。

ジジイ…。