▶5時起床。
蕎麦を食べ、出勤。
電車の中で、久しぶりに The Cranberries の「Wake Up And Smell The Coffee」を聴く。
好きなアルバムだが、チャートの成績は悪かったんだよなぁ。
このあと、バンドは10年間の長い休息に入る。
1999年のライブ映像。
ドロレス・オリオーダン、かっけー。
The Cranberries - Zombie 1999 Live Video
Tiny Desk Concert の映像。
アコースティックなのは嬉しいが、彼らにはちょっと狭すぎる気がする…。
The Cranberries: NPR Music Tiny Desk Concert
▶帰宅後、昼食。
そのあと昼寝をして(老人はすぐに眠る。が、すぐに目覚める)、起きて、Netflixの新作映画『この茫漠たる荒野で』を観る。
トム・ハンクス主演の西部劇。
ドンパチもあるが、いわゆる西部劇アクションではない。
トム・ハンクス演じるキッド大尉は、元南軍の兵士。
いまは新聞の読み聞かせをしながら各地を旅している。
旅の途中でひとりの少女を保護する。
家族をインディアンに殺された少女ジョハンナ。
10歳になるまで自分を拉致したインディアンと共に暮らし、インディアンの言葉しかわからない。
そのインディアンにも捨てられた少女。
キッド大尉は、成り行きから、その少女を遠くに住む親族の元まで送り届けることになる。
いまのアメリカですね。
その荒れ果てた南部を旅しながら、正しいニュースを伝えようとするキッド大尉……。
少女とキッド大尉の間に徐々に親子のような愛情が芽生えていく。
ラストは感動的。
少女の笑顔に救われる。
良い映画だった。
▶夕方、散歩がてら隣駅のTSUTAYAまで歩く。
新着のコーナーを覗いたら、ワーナーブラザーズの古い作品がどどんと並んでいた。
とりあえず、前から観たかった「パニック・イン・テキサスタワー」と「妖怪巨大女」など10本ほど借りてしまう。
なにが、“とりあえず”なのか、よくわからんが…。
「妖怪巨大女」は、宇宙人の放射線によって巨大化した女が、亭主と不倫相手に復讐しようと街を破壊しまくると言う、とんでもない映画だ。
観るのがちょっと怖い…笑。
▶夕食を食べたら、また眠くなる。
で、眠気に身を任せて寝るのだが、なかなか寝付けず、けっきょく起きてしまう。
ほぼ毎日、これのくりかえしだ。
歳をとるというのは、なかなか面倒でやっかいだな。
▶巨人と言えば、いまでは「進撃の巨人」あたりなんだろうけど、その昔「巨人獣」という凄いコミックがあったのだ。
ごくありふれた青年が、、ある日突然巨人化してしまう。
最初は身長10メートルくらいだったのだが、強大化は止まらず、最終的には身長50メートルにも達してしまう(ウルトラマンかよ)。
はじめは青年に同情的だった人々だが、巨人の食べ物とか、あるいは排泄のもんだいとかに直面し、じょじょに青年をうとましく思うようになる。
わけもわからず巨大化してしまった青年は、とうぜん孤独にむしばまれていく。
わけもなく暴れ、ひとびとはパニックに襲われる。
が、そのとき第2の巨人が現れる。
しかも女性だ!
青年のこころに一条の希望の光が差し込むのである。
が、国家は密かにふたりの抹殺を計画していた…。
ラストは、まったく救いのない終わり方をするんだが…。