単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

なぜか「巨人獣」のことを思い出す

 

▶5時起床。

蕎麦を食べ、出勤。

 

電車の中で、久しぶりに The Cranberries の「Wake Up And Smell The Coffee」を聴く。

 

Wake Up & Smell the Coffee

Wake Up & Smell the Coffee

  • アーティスト:Cranberries
  • 発売日: 2007/12/21
  • メディア: CD
 

 

好きなアルバムだが、チャートの成績は悪かったんだよなぁ。

このあと、バンドは10年間の長い休息に入る。

 

1999年のライブ映像。

ドロレス・オリオーダン、かっけー。

 


The Cranberries - Zombie 1999 Live Video

 

Tiny Desk Concert の映像。

アコースティックなのは嬉しいが、彼らにはちょっと狭すぎる気がする…。

 


The Cranberries: NPR Music Tiny Desk Concert

 

 

▶帰宅後、昼食。

そのあと昼寝をして(老人はすぐに眠る。が、すぐに目覚める)、起きて、Netflixの新作映画『この茫漠たる荒野で』を観る。

トム・ハンクス主演の西部劇。

ドンパチもあるが、いわゆる西部劇アクションではない。

 

トム・ハンクス演じるキッド大尉は、元南軍の兵士。

いまは新聞の読み聞かせをしながら各地を旅している。

旅の途中でひとりの少女を保護する。

家族をインディアンに殺された少女ジョハンナ。

10歳になるまで自分を拉致したインディアンと共に暮らし、インディアンの言葉しかわからない。

そのインディアンにも捨てられた少女。

キッド大尉は、成り行きから、その少女を遠くに住む親族の元まで送り届けることになる。

 

描かれるのは南北戦争後のアメリカの分断。

いまのアメリカですね。

その荒れ果てた南部を旅しながら、正しいニュースを伝えようとするキッド大尉……。

少女とキッド大尉の間に徐々に親子のような愛情が芽生えていく。

 

ラストは感動的。

少女の笑顔に救われる。

良い映画だった。

 

 

▶夕方、散歩がてら隣駅のTSUTAYAまで歩く。

新着のコーナーを覗いたら、ワーナーブラザーズの古い作品がどどんと並んでいた。

 

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 とりあえず、前から観たかった「パニック・イン・テキサスタワー」と「妖怪巨大女」など10本ほど借りてしまう。

なにが、“とりあえず”なのか、よくわからんが…。

 

「妖怪巨大女」は、宇宙人の放射線によって巨大化した女が、亭主と不倫相手に復讐しようと街を破壊しまくると言う、とんでもない映画だ。

観るのがちょっと怖い…笑。

 

 

▶夕食を食べたら、また眠くなる。

で、眠気に身を任せて寝るのだが、なかなか寝付けず、けっきょく起きてしまう。

ほぼ毎日、これのくりかえしだ。

歳をとるというのは、なかなか面倒でやっかいだな。

 

 

▶巨人と言えば、いまでは「進撃の巨人」あたりなんだろうけど、その昔「巨人獣」という凄いコミックがあったのだ。

 

巨人獣 第1話

巨人獣 第1話

 

 

ごくありふれた青年が、、ある日突然巨人化してしまう。

最初は身長10メートルくらいだったのだが、強大化は止まらず、最終的には身長50メートルにも達してしまう(ウルトラマンかよ)。

はじめは青年に同情的だった人々だが、巨人の食べ物とか、あるいは排泄のもんだいとかに直面し、じょじょに青年をうとましく思うようになる。

わけもわからず巨大化してしまった青年は、とうぜん孤独にむしばまれていく。

わけもなく暴れ、ひとびとはパニックに襲われる。

が、そのとき第2の巨人が現れる。

しかも女性だ!

青年のこころに一条の希望の光が差し込むのである。

が、国家は密かにふたりの抹殺を計画していた…。

 

ラストは、まったく救いのない終わり方をするんだが…。