▶いつも通り起き、いつも通り支度をして、いつも通り外へ。
すべていつも通りなのに、今朝はなんか清々しいぞ、と思ったらマスクを忘れていた…。
あわてて取りに帰る。
▶電車の中で、Chris Issak の『Chris Issak』を聴く。
デビュー2作目。
この人のアルバムは皆ジャケットが良いのだけど、これはブルース・ウェーバーが撮影している。
チェット・ベイカーのドキュメンタリーを作った人で、そのせいか、チェット・ベイカーっぽいけだるさを醸し出している。
男前やね。
Chris Isaak - Super Magic/Blue Hotel (Live)
▶昼食後、昼寝。
起きて、Amazon Prime で『怪獣大戦争』を観る。
ゴジラ・シリーズ6作目(たぶん)。
1作目は別格として、2作目以降ではいちばん好きだ。
話題となったゴジラのシェーのポーズにも、ゴジラさんの余裕を感じる。
ワタシの通っていた小学校では、毎月最終土曜日の午後に「映画教室」が開かれていた。
午前の授業が終わり(昭和40年代、土曜日はまだ休みではなかったのだ)、お弁当を食べたあと、全校生が体育館に集まり、体育座りで映画を2本観せてもらった。
日頃、映画に行く習慣などないワタシたちにとって、月1回の映画教室は無上の愉しみだった。
ラインナップは、たいていディズニーものか怪獣ものかアニメが1本、残りの1本は大人が(つまり先生たちが)観たがるようなもの。
ディズニーの『黒ひげ大旋風』(めっちゃ面白かった!)のあとに山本薩夫監督の『戦争と人間』を観せられたときには、退屈で死にそうになったけど。
男の子に人気だったのは、やはり怪獣映画。
今日アマプラで観た『怪獣大戦争』も月1映画教室で初めて観た。
キングギドラの雄姿に興奮したなあ。
まっ、ゴジラにやられちゃんですけど。
ワタシが、本流の映画より、ちょっとチープな映画が好きなのは、この月1映画教室の影響のような気がしている。
その後、面白い映画をたくさん観たきたけど、あの頃に覚えた興奮に匹敵するような映画には、まだ出会えてない。