単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

スカッとする映画とモヤッとする映画、そして、もうダービーかよ!

 

▶『ランペイジ 巨大獣大乱闘』(2018)

 2018年制作のアメリカ映画。

 

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: Prime Video
 

 

遺伝子操作により巨大化した野生動物たちが大暴れ。

狼(悪い奴)、ワニ(すごく悪い奴)、白いゴリラ(良い奴)が、戦車や戦闘機もガンガン破壊して暴れまくる。

人類代表としては、ドウェィン・ジョンソン(すごく良い奴)が頑張る。

拳銃で腹を撃たれても、「大丈夫だ、急所ははずれた!」と言って、巨大獣相手に孤軍奮闘だ!

ストーリーとか、登場人物の行動とか雑だけど、とにかく巨大獣たちが派手に暴れるので、まあスカッとはする。

 


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 ▶続いて、『思いやりのススメ』を観る。

2016年制作のアメリカ映画。

 

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Netflix オリジナル。

筋ジス患者の少年(クレイグ・ロバーツ)と新米介護士ポール・ラッド)のロードムービー

途中で、家出少女(セレーナ・ゴメス)がヒッチハイクで乗りこんで来る。

みんなで「世界一深い穴」という怪しげな観光名所へ向かうのだ。

うーん、これと言って感想が思い浮かばない。

登場人物はそれぞれ悩みや問題を抱えていて、最後にはそこから解放されて、新しい一歩を踏み出すわけだけど、なぜそうなったのかが、いまいち分からないんだよねぇ。

悪い映画ではないんだが…。

途中でレナード・コーエンの「I Am Your Man」と言う名曲が流れる。

映画のテーマにぴったりの歌詞なのに、なぜ訳さないのか?

それにしても、邦題がひどい “笑”。

繰り返すけど、悪い映画ではない。

なんか、もやもやするだけだ。

 


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▶ Carlos Aguirre の『Caminos』(2006)を聴く。

 

Caminos

Caminos

 

カルロス・アギーレはアルゼンチンのミュージシャン。

現代フォルクローレの世界では最重要の人物らしい(よくは知らない)。

このアルバムは、ソロピアノ集。

どこかECMの香りもあって好き。

 


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▶デイヴィッド・ゴードンの『用心棒』を読む。

 

 

ベストセラーになった『二流小説家』の著者によるシリーズ・キャラクターものの第1作。

主人公ジョー・ブロディは、ハーバード大学中退、元陸軍特殊部隊、愛読書はドストエフスキーという異色の用心棒。

いまはマフィアが経営するストリップクラブで働いている。

で、そんなかれが、あれこれあって大きなテロ犯罪に巻き込まれていく…。

 

なかなか面白い。

アクションシーンが派手にあるわけではないが、脇役がみな面白く、サイドストーリーの書き込みも十分で、読んでいて気持ち良い。

ジョーを追いかけるバツイチの女性FBI捜査官ドナとのからみも、ちょっとラブコメの匂いがして良い(わたしは、ラブコメ好きなのだ)。

 

この映画を思いだした。

 

アウト・オブ・サイト [Blu-ray]

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  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: Blu-ray
 

 

ジョージ・クルーニーが凄腕の強盗で、かれと絡むFBI捜査官がジェニファー・ロペス

ジョーとドナを、脳内でふたりに変換しならが読んだ。

 

 

 

▶競馬好きは、1年に2度驚く。

6月が近づくと「もうダービーかよ!」と驚き、年末になると「もう有馬記念かよ!」と驚く。

で、いまわたしは「もうダービーかよ!」と驚いている。

こうやって、日々は過ぎていく。