単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

ありふれた日常 #12 / 話が合わない

 

▶いつものように5時過ぎに起床。

早起きだが、これと言ってやることもない。

珈琲を淹れ、ぼんやりと時間を過ごす。

YouTubeで短いサイレント映画を何本か観て、さらにぼんやりと過ごす。

そのうち、ぼんやりと過ごしているうちに、ハッと気づいたらお昼過ぎになってたりするのかも知れない。

妻に「お昼は何?」とか聞いて、「さっき食べたでしょ!」とか言われる日が来るのかも知れない。

すでにそうなってるのかも知れない。

 

先日、わたしの誕生日に年若い友人夫婦(30代前半、ヒップホップ好き)からLINEでお祝い動画が送られてきたのだが、そこで「〇〇さん、長生きしてくださいね~」とか言われてて、少し愕然とした。

わたしも、とうとう「長生きしてください」とか言われる歳になったのかと思うと、なかなか感慨深いものがある。

 

 

Amazon Prime で『チェーンソーマン』の1話目を観る。

 

嫌いではない。

ちょっと造形が『ヴェノム』っぽい。

ポチタ可愛いけど、もう出ないのかな?

妻に、「そんなアニメ観てる年寄りなんて、めったにいないわよ “笑”」と言われる。

まあ、そうだろうナ。

わたしは、同年代とは話が合わない。

 

 

▶朝食のあと、少し散歩に出る。

喉が渇いたので、セブン-イレブンに寄ってセブンブランドの烏龍茶を買う。

以前は税込み100円だったのに、いつの間にか税抜き100円になっていた…。

セブンの値上げの仕方って、なんか姑息なかんじがして嫌だ。

 

児童公園のベンチに座って、少し読書。

わたしが『カラマーゾフの兄弟』を読んでいるちかくでは、小さい姉妹がキャッキャッ笑いながら砂場遊びをしている。

カラマーゾフたちの哲学談義と、小さな女の子たちの砂場遊びが噛み合わず、わたしの脳が軽くバグる “笑”。

 

 

▶(まだ食べてないはずの)昼食を食べ、少し昼寝する。

食べてすぐ寝ると牛になるらしいが、牛としての生活も悪くない気がする。

起きて、映画を1本。

Netflix Original の『スランバーランド』(2022)。


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亡くなった父親に会うために夢の国スランバーランドを彷徨う少女ニモ。

旅の相棒は、豚のぬいぐるみピッグと、謎の無法者フィリップ。

果たしてニモは、スランバーランドの奥深くに隠された魔法の真珠を手にし、亡くなった父親に会うことができるのか…?

 

こう云う、頭を空っぽにして楽しめる映画を無性に観たくなる日がある。

まあ、わざわざ空っぽにしなくても、通常運転で空っぽではあるのだが。

映画通(シネマディクト)を自称するひとのなかには、こういう軽い映画をバカにするひとがいるけど、そういう人とは話が合わないだろうなぁ。

 

 

▶競馬は、ジャパンカップ


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馬券は当たったが、たいしてプラスにはならず、ほぼ元返しである。

2着にきたシャフリヤールから馬連で5点流したのだが、わたしにしては買いすぎである。

いつもは3点買いなので、2点多い。

絞り切れなかったのよなぁ…。

修行が足りん(いいかげん修行を積んだつもりなんだがw)。