▶いつものように5時過ぎに起床。
早起きだが、これと言ってやることもない。
珈琲を淹れ、ぼんやりと時間を過ごす。
YouTubeで短いサイレント映画を何本か観て、さらにぼんやりと過ごす。
そのうち、ぼんやりと過ごしているうちに、ハッと気づいたらお昼過ぎになってたりするのかも知れない。
妻に「お昼は何?」とか聞いて、「さっき食べたでしょ!」とか言われる日が来るのかも知れない。
すでにそうなってるのかも知れない。
先日、わたしの誕生日に年若い友人夫婦(30代前半、ヒップホップ好き)からLINEでお祝い動画が送られてきたのだが、そこで「〇〇さん、長生きしてくださいね~」とか言われてて、少し愕然とした。
わたしも、とうとう「長生きしてください」とか言われる歳になったのかと思うと、なかなか感慨深いものがある。
▶Amazon Prime で『チェーンソーマン』の1話目を観る。
嫌いではない。
ちょっと造形が『ヴェノム』っぽい。
ポチタ可愛いけど、もう出ないのかな?
妻に、「そんなアニメ観てる年寄りなんて、めったにいないわよ “笑”」と言われる。
まあ、そうだろうナ。
わたしは、同年代とは話が合わない。
▶朝食のあと、少し散歩に出る。
喉が渇いたので、セブン-イレブンに寄ってセブンブランドの烏龍茶を買う。
以前は税込み100円だったのに、いつの間にか税抜き100円になっていた…。
セブンの値上げの仕方って、なんか姑息なかんじがして嫌だ。
児童公園のベンチに座って、少し読書。
わたしが『カラマーゾフの兄弟』を読んでいるちかくでは、小さい姉妹がキャッキャッ笑いながら砂場遊びをしている。
カラマーゾフたちの哲学談義と、小さな女の子たちの砂場遊びが噛み合わず、わたしの脳が軽くバグる “笑”。
▶(まだ食べてないはずの)昼食を食べ、少し昼寝する。
食べてすぐ寝ると牛になるらしいが、牛としての生活も悪くない気がする。
起きて、映画を1本。
Netflix Original の『スランバーランド』(2022)。
亡くなった父親に会うために夢の国スランバーランドを彷徨う少女ニモ。
旅の相棒は、豚のぬいぐるみピッグと、謎の無法者フィリップ。
果たしてニモは、スランバーランドの奥深くに隠された魔法の真珠を手にし、亡くなった父親に会うことができるのか…?
こう云う、頭を空っぽにして楽しめる映画を無性に観たくなる日がある。
まあ、わざわざ空っぽにしなくても、通常運転で空っぽではあるのだが。
映画通(シネマディクト)を自称するひとのなかには、こういう軽い映画をバカにするひとがいるけど、そういう人とは話が合わないだろうなぁ。
▶競馬は、ジャパンカップ。
馬券は当たったが、たいしてプラスにはならず、ほぼ元返しである。
2着にきたシャフリヤールから馬連で5点流したのだが、わたしにしては買いすぎである。
いつもは3点買いなので、2点多い。
絞り切れなかったのよなぁ…。
修行が足りん(いいかげん修行を積んだつもりなんだがw)。