単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

2024-01-01から1年間の記事一覧

読んでから観る! #2 / 『ある男』

A : 読む 『ある男 / 平野敬一郎著』 ある男 (コルク) 作者:平野啓一郎 コルク Amazon 弁護士の城戸は、かつて離婚裁判を担当した谷口里枝から奇妙な依頼を受ける。 さいきん不慮の事故で亡くなった夫大祐の身元を調べてほしいと言うのである。 里枝は、前…

ありふれた日常 #48 / 塔は基本奇数です

▶5時に起き、いつものように苦くて熱い珈琲で目を覚ます。 珈琲を飲みながら、スマホでSpotifyをチェック。 ニール・ヤングのアルバムが大量に投下されていて驚く。 ヤング師匠は、Apple MusicやSpotifyなど音楽配信サービスの音質を気に入っておらず(と言…

ちょっといい映画 #1 / 兄弟愛がテーマの作品3本

▶1本目:『お盆の弟』(2015) お盆の弟 [DVD] 渋川清彦 Amazon www.youtube.com 監督は「キャッチボール屋」の大崎章。 脚本が「百円の恋」(傑作!)の足立紳。 渋川清彦、光石研、河井青菜、渡辺真紀子、田中要次など、出演者全員が芸達者なバイプレイヤー…

ありふれた日常 #47 / 外は寒いので今日は一日おうちで映画を観て過ごそう

▶いつものように早朝5時に起き、熱くて苦い珈琲を飲み、しばらくYouTubeを散策し、「まだまだ外は寒いので、今日は一日おうちで映画を観て過ごそう」と決める。 どうせなら、できるだけ多く観よう。 で、さっそく1本目。 クリスマス映画なので、観る時期を…

読んでから観る! #1 / 『気狂いピエロ』

A : 読む 『気狂いピエロ / ライオネル・ホワイト著』 気狂いピエロ (新潮文庫) 作者:ライオネル・ホワイト 新潮社 Amazon アメリカのミステリー作家ライオネル・オワイト(1905-1985)が、1962年に発表した犯罪小説。 ライオネル・ホワイトは、日本ではほ…

ありふれた日常 #46 / 映画は好きだが映画館は苦手だった

▶5時に目覚める。 寒い…。 外は風が強いらしく、その音でよけい寒く感じる。 寝床から出たくない。 だけど、よく考えたら寝床からどうしても出なければならない理由が、これと言ってあるわけではないので、しばらくはぬくぬくと過ごす。 ぬくぬくとしながら…

ありふれた日常 #45 / あまりおめでたい気分ではない

▶新年である。 が、元日からいろいろ起こり過ぎて、あまりおめでたい気分ではない。 ぜったい、能登に暮らすひとのほとんどが、「今年は良い年でありますように」と神様にお願いしたはずで、にもかかわらず、その結果が今回の地震である。 ミッシェル・ポル…