単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

2022-01-01から1年間の記事一覧

ありふれた日常 #16 / なにもそこまでイキらんでもと我思う

▶午前5時起床。 昨夜寝ついたのが午前2時くらいなので、睡眠時間3時間くらいか。 そのわりには、さほど眠くない。 エアコンをつけ、珈琲を淹れて、しばらくボーッと過ごす。 今年も残りわずかだが、たいして感慨もない。 「今年」を「人生」と置き換えて…

ありふれた日常 #15 / これはもう不眠症と言っても良いのではないか

▶昨夜午後11時に就寝し、ほとんど一睡もできずに午前4時に寝床から這い出す。 これはもう不眠症と言っても良いのではないか。 なにか良き漢方薬でも探すかなぁ…。 睡眠導入剤は苦手。 珈琲はいけない気がしたので、めずらしく白湯を飲みながら、眠りの妖精…

ありふれた日常 #14 / ジョン・レノンの命日

▶4時に起きる。 珈琲を飲みながら、Netflix配信の『First Love 初恋』の第1話を観る。 www.youtube.com 主演は、満島ひかりと佐藤健。監督は、寒竹ゆり。 こういうドラマは、登場人物たちすべてに幸せになってほしい。 ほろ苦い終わり方とか、ブルーになる…

ありふれた日常 #13 / When the music's over

▶どうにも眠れず、3時半に起きる。 寒い。 熱い珈琲を飲みながら、ぼんやりと過ごす。 眠いのだが、睡魔はやって来てくれそうにない。 難しい本を読めば眠れるかなと思い、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を手に取る。 かえって眠れなくなってし…

ありふれた日常 #12 / 話が合わない

▶いつものように5時過ぎに起床。 早起きだが、これと言ってやることもない。 珈琲を淹れ、ぼんやりと時間を過ごす。 YouTubeで短いサイレント映画を何本か観て、さらにぼんやりと過ごす。 そのうち、ぼんやりと過ごしているうちに、ハッと気づいたらお昼過…

ありふれた日常 #11 / 「シネマスクエアとうきゅう」の思い出など

▶5時に目覚める。 寒い。 おまけに雨だ。 腰が痛い。 変なふうに腰を捻らないように、そろりそろりと起き上がり、なんとか台所へ。 珈琲を淹れ、テーブルに座り、いつものようにしばらくぼんやりと過ごす。 腰を傷めてからは、軽い気持ちで映画館には行けな…

ありふれた日常 #10 / けっきょく外差しで決まるのね

▶5時に起き、熱い珈琲を飲みながら『カラマーゾフの兄弟1』を10頁読む。 あと100頁ほどで1巻目が終わりそうなのだが、まだ物語がまったく動いていないことに驚く。 巨大な客船が、ゆっくりと港を出て行く感じ。 なんだろう、この威風堂々感。 ▶軽い映画が…

ありふれた日常 #9 / わたしは、いろんなことをすぐに忘れる

▶5時に起き、いつものように珈琲を飲みながら、小一時間ぼんやりと過ごす(モーニング・ルーティーンってやつ?)。 さいきん、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を毎日少しずつ読んでいる。 カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) 作者:ドス…

ありふれた日常 #8 / ミラボー橋の下をセーヌは流れ、わたしは残る

▶6時半起床。 いつもより遅い。 昨夜の就寝時間はいつもと同じなので、いつもよりたくさん寝たことになるのだが、朝のぼんやり度はたいして変わらない。 いつものように珈琲。 愛飲しているセブンイレブンのオリジナルブレンドが、値段が変わらないまま容量…

ありふれた日常 #7 / 小津安二郎的馬券術?

▶5時過ぎに起きて、熱々の珈琲。 ぼんやりとした時間を過ごす。 頭の靄(もや)が晴れるまで少し時間がかかる。 そのうち靄が晴れなくなる日が来るのだろうが、まあそれはそれで良いかな。 ▶朝食の蕎麦を食べた後、二度寝することなく(いつもは寝てしまう…

ありふれた日常 #6 / いろいろと思い出せない…

▶4時起床。 よく眠れなかったなぁ…。 年を取ると、こういう日が多くなる。 ぼんやりと珈琲。 YouTubeで古いサイレント映画をいくつか観る。 www.youtube.com 『ラウンドヘイの庭の場面』(1888) 映画史的にはかなり有名かつ重要なフィルム。 長さはわずか2.1…

ありふれた日常 #5 / 寒い朝には、温かい蕎麦が嬉しい

▶4時に目覚めたのだが、なかなか蒲団から出ることができない。 寒い。 急に、寒くなった。 無理やり起きて、エアコン(暖房)のスイッチを入れ、熱々の珈琲を飲む。 寒い。 去年の冬をどうやって乗り切ったのか憶えていない。 今年、こういう寒さを乗り切る…

ありふれた日常 #4 / コロッケ蕎麦のこと、などなど

▶5時頃起き、しばらく机の前でぼんやり過ごす。 年をとると、ぼんやり過ごすことが多くなる。 べつに何かを考えているわけではなく、ただ無為の時間をぼんやりと過ごす。 あるいは時の流れを茫然と見つめている。 老いとともに始まるこういう時間の過ごし方…

ありふれた日常 #3 / ため息が出るほど面白い

▶朝5時過ぎ、雨の音で目が覚める。 また台風来てる。 少し激しめの雨音を聞きながら、コンビニの不味いアンパン(5個で1パックの小さいやつ)を1個かじりながら、苦くて美味しい珈琲を飲む。 雨なので散歩には出ない。 と言うか、もともと出不精のインド…

ありふれた日常 #2 ご隠居っぽい感想を呟く夜

▶朝4時半に目が覚める。 まだ眠いのだが、いちど目が覚めてしまうと再び眠るのはなかなかむつしいので、しかたなく起きる。 キッチンで少し硬くなった大福を食べながら、苦い珈琲を飲む。 アート・ペッパーの『Art Pepper Meets The Rhythm Section』(1957)…

ありふれた日常 #1

▶朝、かなり早くに目が覚めてしまい、それから眠れなくなってしまったので、妻を起こさぬようにそっと散歩に出る。 途中、楽しそうに散歩している犬(ジャック・ラッセル・テリア)と出会い、案の定二度見される。 わたしはかなりの頻度で散歩中の犬に二度見…

『賭博常習者 / 園部晃三』(講談社)を読む。

▶『賭博常習者 / 園部晃三』(講談社)を読む。 賭博常習者 作者:園部晃三 講談社 Amazon だらだらちまちまと本を読むわたしが、めずらしく一気読み。 いやあ、面白かったな。 幼い頃、生産牧場を経営する叔父に競馬の面白さを教えられ、それ以来競馬の魅力…

『大地のうた』(1955)を観る

▶『大地のうた』(1955)を観る。 インド映画の父、サタジット・レイ監督の長編デビュー作。 監督34歳のときの作品である。 モノクロ。125分。 大地のうた 《IVC BEST SELECTION》 [DVD] シュビル・バナージ Amazon ベンガル地方のとある村に暮らす貧しい一…

『エディ・コイルの友人たち』(1973)を観る

▶『エディ・コイルの友人たち』を観る。 1973年制作のアメリカ映画。 監督は、ピーター・イェーツ。 出演は、ロバート・ミッチャム、ピーター・ボイル。 www.youtube.com ロバート・ミッチャム扮するエディ・コイルは、武器の調達屋。 昼は、運送会社に勤め…

フィルム・ノワールの傑作『夜の人々』(1948)を観る

▶『夜の人々』を観る。 1948年制作のアメリカ映画。 モノクロ、96分。 『理由なき反抗』などを撮った名匠ニコラス・レイ監督の初監督作品。 Amazon Prime Video 夜の人々(字幕版) C.オドネル Amazon DVD 夜の人々 HDマスター THE RKO COLLECTION [DVD] フ…