▶5時起床。
眠い。
珈琲を飲みながら、自分の人生について5秒をほど考える。
これと言って何も思い浮かばないので、蕎麦を食べて出勤。
今日は土曜日だけど、隔週で仕事なのだ。
▶電車のなかで、いつもなら Spotify で音楽を聴くのだが、今日は Amazon Prime で「VHSを巻き戻せ!」というドキュメンタリーを少し観る。
いまや死滅してしまったVHSに対する愛を語ったドキュメンタリー。
紹介されている映画が、「バスケット・ケース」とか「悪魔の毒々モンスター」とか、そんなものばかりで、いささかげんなりする。
▶昼食後、「VHSを巻き戻せ!」の続き。
アメリカのVHSオタクたちがたくさん出てきて、VHSに対する愛を語る。
日本からは、バクシーシ山下とか、藤木TDCとか、あと押井守も出ている(相変わらず、なにを言ってるのかわからないが…笑)。
いちおう最後まで観たが、たいして面白くはなかったなあ。
これと言って、感想も思い浮かばない…。
しかし、VHS愛を熱く語るドキュメンタリー作品が、Amazon Prime という動画配信サービスでのみ観ることが出来るというのは、なんか皮肉。
▶U2他が参加したトリビュート・アルバム「Instant Karma」を聴きながら読書。
ジョン・レノンのソロ時代の名曲をU2、R.E.M.、Corinne Bailey Rae らがプレイしている。
皆それぞれに良いのだが、おおっ、って思ったのはクリスティーナ・アギレラの Mother 。
予想外に良かった。
日頃、クリスティーナ・アギレラなんて聴かないので、新鮮だったってのもあるが。
アギレラはこんな感じ。
Christina Aguilera - Candyman (Official Music Video)
完璧にショービジネス的プロフェッショナルですね。
Mother はこれ。
音声だけ。
Christina Aguilera - Mother (John Lennon Cover) InstantKarma
タイトル通り本について父娘で対談している。
あきれるほど本を読んでいる親子なので、次から次に書名が出てくる。
こういう本はどうしてもメモをとりながら読んでしまうので、読むスピードが極端に遅くなる。
途中で図書館にあるかどうか検索したり、ブックオフで探したりするのでなおさらだ。
▶「岡田幸文」をグーグルで検索すると、わたしの知らない野球選手が多くヒットする。
おそらく世間的にはそうなんだろうけど、わたしにとって「岡田幸文」は詩人である。
そして、岡田幸文は、詩専門の出版社ミッドナイト・プレスの社主でもあった。
このちいさな出版社が出していた雑誌(たとえば「詩の雑誌」とか)の編集後記を読むことが、若い頃のわたしには楽しみだった。
いま、ミッドナイト・プレスのホームページで(ちょっとわかり辛いホームページだが)、その編集後記を少しずつ読んでいる。
とくに「詩学」(他の出版社だが)の頃の編集後記が良い。
詩を読んでいるような気分になる。