単純な生活

映画・音楽・読書について、だらだらと書いている

最後の曲が、ミッシェル・ポルナレフ

 

▶起きて、珈琲を飲みながら、かりんとうをぱくついてから仕事へ。

電車の中で、Spotify のチョイスした Discover Weekly を聴くが、どうもイマイチ。

急に南義孝が入ってきたりして、微妙にイラつく。

どうしたSpotify

いやがらせか?

ちゃんと金払ってるじゃないか。

 

1曲目がジェームス・ブラウンってどういうことだよ?

いちども聴いたことがないぞ。

だいたい私のプレイリストにソウルは入ってないだろう?
最後の曲が、ミッシェル・ポルナレフってのも謎だし。

 

 

▶私が、はじめて買ったレコード(シングル盤)は、ミシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」である。

 

ポルナレフ・ベスト(SHM-CD)

ポルナレフ・ベスト(SHM-CD)

 

 

中学生の頃だ。

クラスで洋楽を聴いてるやつなんてひとりもいなかった。

みんな郷ひろみとか西條秀樹とか天地真理とか聴いてたな。

ひとり、フランスのポップスを聴く中坊…(笑)。

 


Michel Polnareff tout, tout pour ma chèrie

 

いま聴いても良い曲だわ~。

 

この曲も好きだった。

 


愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ Holidays/Michel Polnareff

 

空を舞う飛行機

翼の下を街が通り過ぎる

地上はなんて低いんだ

教会やビルが見える

神は何をしているのだろう?

 

海が砂漠のようだ

若い君にはまだわかるまい

飛行機もいつかは壊れる

神は何をしているのだろう?

死はあまりに遠い

 

なんて歌詞(うろ覚え)に中坊はやられたのさ。

いま聴くと、薄っすらとベトナム戦争の影がうかがえますね。

 

ちなみに、なんと当時トップ・アイドルだった天地真理も歌っております!

 


天地真理 ☆ 愛の休日 (Holidays)

 

日本語の歌詞が、原曲のもっていた陰影をみごとにぶち壊していて、凄い(笑)。

 

 

午後のロードショー(セルフ)は、市川準監督の「東京兄妹」。

 

東京兄妹 [DVD]

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  • 発売日: 2014/07/04
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3回目かな、観るの。

なんど観ても、ラストでの兄の行動は謎のままだ。

 

東京の片隅(舞台は東京港雑司ヶ谷)で、両親が亡くなったあと、静かに生きる兄と妹。

映画は前半、そのささやかな日々の生活を、丁寧に描いていく。

事件はなにも起こらない。

兄は毎日冷ややっこを上手そうに食べ、妹は兄の好きな豆腐を買いに、毎日街の商店街まで小鍋片手に通う。

そんな毎日。

後半、妹に恋人ができて、少し事件が起こる。

ふたりにとっては大きな嵐で、それによって兄と妹の関係が少し変化する。

その変化を予感させて映画は終わる…。

 

映像の隅から隅まで監督の眼が行き届いている感じが、どこか小津安二郎っぽい。

 

 

▶月末、なんだか疲れているのは、仕事疲れではなく、たんに給料日前で金がないせいではないのか?

金が入ると少し元気になるし。

単純なやつ。