▶深夜2時頃に目が覚めてしまい、それから眠れなくなってしまう。
寝床のなかで、ぬくぬくと猫のようにまるまりながら、Padで『真夏の夜のジャズ』を観る。
1958年にアメリカ・ロードアイランド州ニューポートで開催されたジャズ・フェスティヴァルを撮ったドキュメンタリー映画。
ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルは初回が1954年で、なんどか中止の危機に会いながらも今なお続く人気のジャズ・フェスである。
1957年には、日本のジャズ・ピアニスト穐好敏子も出演している。
出演者は、セロニアス・モンク、アニタ・オデイ、チコ・ハミルトン、チャック・ベリー、そしてルイ・アームストロングなど、文字通り綺羅星のごとくである。
ルイ・アームストロングが、最後にぜんぶ持っていく感があるが、わたしはチコ・ハミルトンのドラムにしびれた。
アニタ・オデイの唄声も良いなぁ(このあと彼女はドラッグでボロボロの人生を歩むのだが、それを知りつつ観ると、なんとも言えない気持ちになる)。
▶良い映画を観たら本格的に目が覚めてしまい、のそのそと起きて、苦くて熱い珈琲を淹れて飲む。
珈琲を飲みながら、アンドレ・ケルテスの写真集『読む時間 (On Readeng)』を眺める。
読書に没頭する人たちを撮った写真集。
まあ、盗撮ですけどねw
読書中のひとは皆無防備だな。
見ていて飽きない。
▶妻が起きて来たので、いっしょに朝食。
いつものようにわたしが蕎麦で、妻はトースト。
食後、年の瀬の街をぶらつく。
あまり賑わっている感じはなくて、気のせいか例年より静かだ。
谷中銀座で、明日の年越し蕎麦に乗せる海老天を予約し、歩き疲れたのでカフェに入る。
カフェもいつもより空いている。
冷たいオレンジジュースを飲みながら、スマホでNetflix配信の『REBEL MOON Part1』を観る。
ザック・スナイダー監督の最新作。
「スター・ウォーズ」の世界観で「七人の侍」を撮りましたって感じの映画。
どこかで観たことのある映像とストーリーのつぎはぎで、何ひとつとしてわたしのこころには刺さって来なかった。
スナイダーお得意のアクションもテンポが悪く、「どうしたスナイダー、才能が涸れたか?」と思ってしまった。
Part2を観るかどうかは微妙。
▶帰宅後、2時間ほど寝る。
さいきんは、早くに起きて、昼間に寝るというパターンが多い。
まっ、身体に異常はないようなので良しとする。
夕食は水炊き鍋。
Youtubeでバキ童ちゃんねるを見ながら食べる。
いまいちばん面白いお笑い芸人は、まちがいなく“バキバキ童貞ぐんぴぃ”(真ん中の人)だと思う(異論はあるだろうがw)。
バキ童のことを真面目に研究している東大のピーター博士のはなしも面白い(爆笑した)。
▶食後、だらだらと過ごし、朝と同じように猫のようにまるまって寝る。