▶午前5時頃、目覚める。
うつらうつらしながらの、起床5時である。
不眠症にも、すっかり慣れた。
昼寝するし、大丈夫だ。
スマホでニュースをチェック。
トルコの大地震。
怖い。
阪神淡路大震災のとき、伊丹市に住んでいた従兄弟は、あの揺れの直後にとりあえず会社に行こうとして阪急電鉄の伊丹駅まで行ったらしい。
そこで目にしたのは、崩れ落ちた駅舎と脱線した電車…。
そこで、「俺はいったい何をやってるんだ?」と目が覚めたらしい。
その後、ほどなくして従兄弟は会社を辞め、それが原因かどうか離婚もする。
(まあ、現在は再婚し、子供もできて幸せなのだが)
このエピソードにはなにか深い教訓があるような気がするのだが、いまだにその教訓がなにかわからなくて、ずっともやもやしている。
▶Tok Tok Tok の『50 Ways To Leave Your Lover』(2005)を聴く。
ドイツのジャズ・ユニット。
Tokunbo Akinro(ボーカル)とMorten Klein(サックス)のコンビ。
2013年に解散している。
シャーデーと似てると言うひとが多いが、あれほどのやばいエモーションは感じない。
聴きやすいので、少し眠くなる。
ビートルズのカヴァーアルバム『Revolution 69』(2010)も好き。
それにしても、あらゆるアレンジに耐えるビートルズの曲って、あらためて凄いと思う。
▶妻が起きてきて、一緒に朝食。
蕎麦にさつま揚げをのっける。
練り物大好き。
食後、2時間ほど寝てしまう。
まとめてドカッと寝ることができない。
まあ、1日の睡眠時間をぜんぶ足すと6時間にはなっているので、良しとするかな。
▶起きて、映画を1本。
『キートンの探偵学入門』(原題 Sherlock Jr.)。
淀川長治さんの解説付DVDを手に入れたのだが、画質が思ったより悪く、結局YouTubeで観ることにする。
サイレント映画の場合、市販のDVDよりYouTubeにアップされているものの方が圧倒的に画質が良い。
「探偵学入門」は、キートンの代表作のひとつ。
上映時間50分弱と短いが、全編にわたってキートンのコミカルなアクションがはじけていて、観ていて飽きない。
主人公が映画上映技師なので、とうじの映画館の様子が見れて面白かった。
スクリーンの前にオーケストラピットがあって、ヴァイオリンとオルガンとドラムが映画に合わせて音楽を奏でている。
なんか贅沢なかんじだ。
▶キートンをもう1本。
1925年制作の『キートンの西部成金』。
原題は「Go West」。
キートンの西部劇ものだが、激しいドンパチがあるわけではなく、ひょんなことから牧場で働くことになったキートンのドタバタ・コメディ。
キートンに懐く雌牛が、めっちゃ可愛い。
この雌牛を助けるためにキートンが孤軍奮闘する。
都会のど真ん中を牛の群れが走り回るシーンはなかなか凄い。
しかし、ぜんたいにのんびりしており、キートン特有のたたみかけるようなアクションの連続には欠ける。
▶寝床のなかで、『レーベルで聴くジャズ名盤1374 / 小川隆夫』(シンコーミュージック)をぱらぱらと読む(と言うか、眺める)。
Bluenote, Riverside, Verve, などなど、ジャズの名盤をレーベルごとに解説。
さっそく大好きなECMを見てみる。
キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」がガン無視されてて笑う。
しかし、このボリュームで¥2600はお買い得かも。
競馬で買ったらポチろう。
▶眠れると思ったのだが、まったく眠れず、しかたなく午前3時過ぎにこのブログを書いているのである…。