▶『007 ドクター・ノオ』を観る。
1962年制作のイギリス映画。
007シリーズの第1作。
主演は、もちろんショーン・コネリー。
ボンドガールは、スイス出身のウルスラ・アンドレス。
敵のあじとに乗りこんだボンドが木陰に隠れていると、ウルスラさんが海から登場。
裸同然の美女が海中から出てきても、さすがジェームズ・ボンド、まったく騒がす、ウルスラさんの鼻歌にあわせて、自分も歌いながら現れる(ミュージカルか)。
驚くウルスラさん。
「怪しいものではないよ」
いや、すごい怪しいです。
さいきんの007とちがって、アクションはおとなしめ。
おなじみの秘密兵器も出てこない。
が、現在まで続くシリーズの基本的なフォーマットは、この第1作で完成されている。
グラマラスな肢体を見せつけるボンドガール、シェイクしたマティーニ、敵を殺したあとの捨て台詞、ワルサーPPK、秘密基地の大爆発、敵との粋な会食、MI6の秘書マネーペニーとのじゃれあい…などなど。
足りないのはQの存在と、かれが毎回ボンドに手渡す秘密兵器くらい。
ストーリーはいたってシンプル。
世界征服を企むドクター・ノオなる人物とボンドとの闘いである。
最後にはボンドが勝って、秘密基地が爆破される。
とうぜん「そんなにうまくいくかよ!」の連続だが、ファンタジーだからべつに気にしないのだ。
監督はテレンス・ヤング。
かれの趣味の良さを反映してか、ぜんたいに上品に仕上がっている。
この得も言われぬ上品さは、いまのボンド・シリーズにはないなぁ。
▶イーファ・オドノヴァン(Aoife O'Donovan) の『Fossils』を聴く。
美しいフォーク・アルバム。
彼女のユニット、I'm with Her のライブ。
“Sound Like Sisters”って書かれてるね。
I'm With Her: NPR Music Tiny Desk Concert
▶競馬は、中京、阪神、中山と7レースやって、トータルでマイナス¥150。
なにやってるんだか“笑”。
穴を狙い過ぎたレースがひとつあったのと、いつもなら買ってるパターンの馬を見逃したレースがひとつあった。
そのふたつは、ふつうに買ってればとれてたんだが…。
反省だけなら猿でもできる。
いずれにしても、春競馬たのしい!
勝っても負けても、楽しいぞ!